Kindle小説『ロリコン探偵仁とニック』
表紙
トトロ二次創作小説
となりの子取ろ(pixiv)
表紙

二〇一六年四月

この度Amazonの電子書籍Kindleにて『ロリコン探偵仁とニック』をリリースいたしました。
今回はその制作について書いてみたいと思います。

本作は集英社の小説賞に応募して無事落選したものなので原稿自体は出来上がっておりました。電子書籍として発売するに当たってTwitterの知り合いにも読んでもらい、もう一度推敲しました。

電子書籍を販売するにはepubというファイル形式で保存する必要があります。koboにしろBW(BOOK★WALKER)にしろ、epubでアップすることになります。
kindleの場合はmobiという独自の形式なのですが、epubをアップすれば自動でmobiに変換してくれるので、いずれにせよepubで出力する必要があります。
小生は一太郎を使っているのでepubもmobiも一発で保存することができます。小生はソースコードを書くような技量は無いので、一太郎様々といった趣です。ATOKも優秀ですし、作家なら一太郎を使うべきだと思います。

さてそうして原稿の方は準備万端出来ましたが、今回は表紙ならびに挿絵を導入することになります。
絵師に頼むとなると幾らになるか想像も付きません。
なので自分で描くことにしました。絵に関してはずぶの素人ですが、小説に音楽にとマルチな才能を持つ小生なのでイケるだろうと思い、今年の1月からNexus7とメディバンペイントで練習し始め、3月からペンタブとクリスタを導入して挿絵を描き始めました。練習し始めてからわずか3ヶ月です。

それからの小生の創作意欲は目を見張るものがあり、二日に一枚のペースで絵を描き上げました。一日で描いたものもあります。背景は描けないのでクリスタやネット上の無償有償のフリー素材を駆使してコラージュし、自分で撮った実写画像を使ったりしました。
そうした絵描き作業は実に楽しいものでした。小説を書くのは苦痛ですが、絵を描くのは楽しかったです(笑)
結局14枚の挿絵をフルカラーで描きました。商業ラノベでは出来ない真似です。

そうして描いた絵を一太郎の文書内に貼り付けます。350dpiの2000×2700で描いていた元絵は2MBとかあるのですが、そのままだと重すぎるので、一太郎の機能で軽くします。150dpiとかにすると数十KBまで落とせるのですが、画像劣化はほとんど感じませんでした。さすがに72dpiまでいくと劣化がはっきりわかります。
あと一太郎の画像フィルター機能がかなり使えることに気付きました。別に小生は一太郎の回し者でもなんでもありませんが(笑)

挿絵も入れて目次リンクもつくっていざepub出力。それをGoogleドライブに上げて、スマホやタブレットでチェックしていたら困ったことが生じました。
画像が表示されないのです。画像のあったページがまったくの空白状態になるのです。
これは何故なんだとしばし悶絶。そしてふと思ったのが、画像枠が大きすぎるのではないかと。
一太郎ではクリックとドラッグで画像を大きくしたり小さくしたり出来るのですが、小生は最大限にまで大きくしていたのです。それを小さくして再びチェックしてみるとドンピシャで画像が表示されるようになりました。
が、まだ問題があります。

スマホ(xperiaZ3conpact)だとこのように表示されるのですが、
IMG_20160428_022510

画面の大きいNexus7だとこのように。IMG_20160428_022520

アイヤーwwwwwwwwwwwwww

これにもしばし懊悩としましたが、自力ではどうすることもできずに泣きついたのが自称電子書籍界のアイドル、電書ちゃん様です。

電書ちゃん様は実に親身になってくれて、色々と指示を出してくれました。epubファイルをzipに変え、解凍するとこのようなフォルダになるのには吃驚いたしました。
SnapCrab_電書ちゃん様献上用_2016-4-28_2-37-19_No-00

SnapCrab_OEBPS_2016-4-28_2-37-31_No-00

そうして指示を受けながらあれこれしていたのですが埒が明かず、電書ちゃん様は「この駄犬!」とご褒美をくれ、ファイルを送るように命じ、自らソースコードを修正して送り返してくれたのです。なんという女神でしょう。

そうしていただいたepubはばっちり、どちらの端末でも正常に表示されました。
電書ちゃん 有能 天才 天使 かわいい 貧乳

ついでではありませんが電書ちゃんのうたつくりました。



その後文章を直したため再度epubを出力し、自分でソースをいじったところまたしてもとんでもなく表示が崩れるという事態が生じてまたしても電書ちゃん様に頼る羽目に。ほんとこの駄目犬はどうしようもない……。
画像を扱う作品の場合は非常にめんどくさいです。

そうしてどうにかこうにかちゃんと表示されるepubをこしらえたのですが、epubだと3MB台だったサイズがmobiに変換してみるとなぜか8MB台に。これでは大きすぎます。しかし原因がわからないので仕方なくKindleに上げる作業に。

そうして必要事項を入力し、epubも上げてみると、「変換後のファイルサイズ1.9MB」などと表示されました。

なんでやねん

逆に小さすぎるだろ……。

Kindleの場合これに表紙画像をあとからアップするのですが、それを足しても異常に小さすぎる。
一抹の不安を感じながらも登録をすませ、あとは審査を待つだけ。
審査には2~3日かかるとありますが、寝て起きたら審査がすんで販売が開始されておりました。
結局容量は7MB台になっていてわけがわかりません。

今回はKDPセレクトに登録しました。これに登録すると印税が70%になる(通常は35%)のですが、他の電子書籍販売サイトで売ることができない、ブログ等で同じものを載せることが出来なくなります。ですが無料キャンペーンをするにはこれに登録しなければならず、無料キャンペーンをやりたかったので登録しました。

無料キャンペーン登録すると次の日の午後5時から無料化がはじまり、5日間続けることができます。

こうして紆余曲折を経ながらも無事作品が世にでました。
次回はその後のことを書きます。余裕があれば。

【KDP】電子書籍出版への道・制作編の続き

この度Amazonの電子書籍Kindleにて『ロリコン探偵仁とニック』をリリースいたしました。
個人出版の電子書籍など、ただ出しただけでは売れるわけもありません。
その後のプロモーションが鍵を握るわけです。

今回はまず最初の5日間を無料にしました。前回述べたとおりにそれをやると他サイトで売ることができなくなるので、3ヶ月経ってKDPセレクトの期限が切れたらセレクトを継続せずに他サイトでも販売しようかと思います。楽天KOBOやBOOK★WALKERは自由に0円にできるのでそちらを0円にすればAmazonにも「ずっと無料」にする交渉が出来ます(プライスマッチと言います)。

そしてまずTwitterで告知。 フォロワーさんがリツイートしてくれてありがたかったです。

そして我らが電書ちゃん様のサイト「電書ちゃんねる」に登録です。
電書ちゃんねるは通常販売、無料キャンペーンどちらも紹介してくれます。

次にGoogleに広告を出しました。
SnapCrab_NoName_2016-4-28_3-6-34_No-00
SnapCrab_NoName_2016-4-28_3-6-11_No-00


このようなバナーも全部つくりました。クリスタを導入して、絵描きとなったのがここでも生きました。
「審査中」とあるように、グーグル広告は審査にしばし(1営業日)時間が掛かります。
この間にコンビニに行って5000円入金しました。

次にfacebookに広告を。無駄にアカウントを持っているこちらのページにて投稿したこの投稿。

SnapCrab_NoName_2016-4-28_21-53-57_No-00

この投稿の広告を出すというのをやってみたのですが……。
なんやらターゲット層だのなんだのを入力するんですが、これフリーワードを選べなくてfacebook側で用意されたキーワードを選ぶ方式なんですな。たとえば「Amazon Kindle」とかファンタジー、伝奇といった具合にです。この時点でなんか自由度がないなと感じました。当然「ロリコン」なんてキーワードは用意されていないわけで(笑)

ともあれ5000円入っているVプリカも登録し、広告を命じると、やはりこちらも審査がありました。「レビュー」などと呼ばれているのがそれです。通常15分ほどで終わるとあるので、Googleよりははやいです。多分facebookの方は自動なんでしょうね。夜の10時頃でしたし。

そして本当に15分ほどで審査が終わり、「承認されました!」と通知されました。
これで一安心し、次にpixivとニコニコ静画に表紙絵をアップ。もちろんキャプションには無料であることとAmazonのリンクを。「無料」というのが錦の御旗でも背負っているかのような、あるいは水戸黄門の紋所のようであります。
pixivは二日で閲覧60近かったのですが、ニコ静は7だったんでこっちはやめます(笑)
pixivの方にはこれからも一日一、二枚挿絵を貼って宣伝に使いたいと思います。

さてそうしてしばらくしてからfacebookを見てみると「リーチした人数20」とありました。
これは麻雀でテンパったわけでもパチンコで数字が二つそろったわけでもありません。
広告が表示された人数です。広告に反応した人(リンクをクリックなど)の数は0それで「消化金額」が20円とあります。

ハア?(゜Д゜)

GoogleにせよTwitterにせよ広告はリンクをクリックされたら、あるいは詳細表示されたらお金を取られるわけです。facebookは表示されただけで、相手がスルーしても金額が発生するようです。
これは駄目なパティーンでしょうか……。

しかも一度承認されたはずの広告が承認取り消しになっている。
20人というのはその間に表示されたもののようです。
承認されなかった理由はどうやら「画像内のテキストの面積が20%を超えている」というものらしい。
つまり
表紙

この画像の「ロリコン探偵仁とニック 1 竹中越前守樫家 TYPE出版社」という文字の面積が画像全体の20%を超えているからダメだと言うのです。

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それに何の意味があるのかわかりませんが、運営がそう決めてるのだから仕方がない。
仕方なしにAmazonのリンクを貼ると自動で表示されるサムネ画像を出ないようにすると今度はちゃんと承認され、上げて落とす時間差攻撃もありませんでした。

ところが、待てと暮らせどその広告が始まる気配がありません。「間もなくニュースフィードで広告が配信されます」とずっと表示されているのです。リーチ人数も20人のまま。

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この辺でもう小生のイライラは限界近くなり、心折れそうにもなっていたのですが、ググったりあれこれと模索した結果、facebookへの投稿を宣伝するのではなく、直接広告をつくってそれを配信してもらう方法に変えました。
そうしてそれもめでたく承認。
しかしやはりこれもいつまで経っても配信されず、さっきのも同じです。

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これでもうfacebookは諦めました。

次に最後の砦Twitter広告に手を出しました。
こちらも最初に普通にツイートし、ツイートアクティビティを押すと
SnapCrab_NoName_2016-4-28_23-45-17_No-00

こんな画面が出てくるので、「さあ始めましょう」から始めました。
こちらはfacebookと違い「こんな言葉で検索したユーザーに表示する」というのがフリーワードで決められます。
これもfacebook都は別の5000円の入ったVプリカを登録し、広告を出せとポチッとな!

しかしなんのアクションもありません。広告始まったのか? 先ほどのツイートのツイートアクティビティを見ても別に劇的に伸びている気配はありません。
ようやくにして見つけた広告管理画面(どこにあるのかわかりにくい)を見ると、あなたのアカウントはレビュー中です。なる表示が。またレビューです。そしてこれも時間がかかるっぽい。

こうして無料初日が終了。
ダウンロード数は56でした。

そして翌日。この日からニートじゃなくなったので忙しく、もろもろをチェックできたのは午後の7時すぎ。
まず、facebookの広告が開始されていたようで、200超のリーチがあり、いいねをした人が21人ありました。

次にTwitterはアカウントのレビューとやらが終わり無事承認されましたが、広告は始まっていない。
管理画面を見ると「このツイートはレビュー中です」

……

アカウントのレビューの次はツイートのレビューです。アカウントをレビューした意味はあったのでしょうか。
というわけでTwitterの広告、無し!w
通常ツイートじゃなくプロモツイート専門のツイートをつくる方法を発見したのでそちらもやってみましたが、やはり「このツイートはレビュー中です」
こちらだと「カード」というものがつくれます。

さて問題はGoogleです。
審査がどうなったのか……。

SnapCrab_NoName_2016-4-28_20-29-18_No-00



SnapCrab_NoName_2016-4-29_0-7-13_No-00


SnapCrab_NoName_2016-4-29_0-7-23_No-00
Googleはなかなか面白いことを言いますね。
アダルトコンテンツではないものを成人向け扱いするとは。

ぼくはスマホもタブレットもAndroidで、GメールもGoogleドライブもGoogleマップも使っています。
この瞬間にぼくの次回のスマホ、タブレットはiosが決定しました。

テキスト広告は成人向けで承認されているのにバナー広告が審査待ちというのもまるで意味が分かりません。
承認されたテキスト広告も一度も表示されていません。そりゃそうです。設定したキーワードは「kindle 無料」とかアダルトとはまったく関係の無いものですから。

みなさん、Google広告は使えません。
こういうことを書くとこの記事もグーグル検索から弾かれるのでしょうか?

22時43分にpixivに挿絵を投稿。

電書ちゃんさまが小生の宣伝ページや前回記事をツイートして下さって、それで15名様ほどが当ブログにお越しになりました。

そんなわけで二日目のダウンロード数は93でした。
100行きたかったなー……TwitterとGoogleがこんな無能じゃなかったら……。

そして三日目。
午後10時近くに見てみるとGoogleは相変わらずの状況。こいつらはもう駄目です。Google広告はオワコン。
そしてTwitterの方も、
「このツイートはレビュー中です」
もしかして土日は休んでやがるのか……。
ていうかこのままゴールデンウイーク明けるまでこのままなんじゃないのか……。

一方でfacebookの方はいいねが34人分ついておりました。
facebookの方が圧倒的に有能じゃないか……。

しかし三日目のDL数は前日を大きく下回って71でした。

そして四日目の朝見てみるとTwitterのレビューが完了しておりました。
ですが、その広告が一回も表示されておりません。
0です。
この日は仕事が早く終わったので夕方に見てみるとやはり広告開始されていません。
よく見るとキャンペーンが下書きとなっており、編集画面のすごくわかりにくいところに「開始」ボタンがあったのでそれを押したら開始になりました。

それからのTwitter広告の結果ですが、

SnapCrab_NoName_2016-5-1_11-8-38_No-00

インプレッション(表示回数)だけはfacebookよりもはるかに多いです。そのうちのクリック数はご覧の通りですが、そのうちの十分の一くらいしかダウンロードしてもらえないようです。無料なのに……。

facebookの方は予算も尽きたので望むべくもなく、この日のDL数は48でした。

無料期間最終日。Twitterの方も2000円ほどしか予算が残っていないのでインプレッションも少なく、(それでも13000回表示されていましたが)DL数は22で無料期間を終了いたしました。

ち~ん(笑)

終わってみると費用対効果で圧倒的に優秀だったのはfacebookでした。二日目の93という数字はほとんどfacebookのおかげでしょう。表示回数はTwitterより少ないですが、Facebookの方が断然反応が良いのです。同じ予算を使うならfacebook一本に絞って良いかも知れません。Twitterの場合はブロックされるリスクもあります。Twitter広告を始めてから3人にブロックされました。

そしてまあGoogleはゴミ以下でしたね。5000円無駄になりました。
次回があるならYahoo!を試してみようかと思います。

もちろんこれらの結果は自分の今回の事業に関するものなのですべてにおいて同じというわけではありません。


あとpixivですが
SnapCrab_NoName_2016-5-1_18-27-20_No-00

これだけ閲覧数がありましたが、DLにつながったのは二十分の一くらいではないでしょうか。

Kindleにて小説『ロリコン探偵仁とニック』の第一巻を発売いたしました。

表紙


はじめの五日間は無料となっておりますのでバンバンダウンロードしてください。
Kindleは専用端末が無くてもお使いのスマホやタブレットで利用可能です。
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文字崩れが起きると言う方はこちらを参考にして明朝体をダウンロードしてフォントを変えてみてください。

 

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